2016年4月21日木曜日

日本で買えるビッグパッド4種!


エーデルリッド社のフラッグシップパッド「クラックス II」が初入荷。
おそらく日本で買える最大サイズのビッグパッドです。
ロクスノ068号の表紙が記憶に新しいですが、海外では普通に使われているこのサイズ。





ひと昔前なら「日本の岩場にはオーバースペック。。」とでも言われたかもしれませんが、今やハイボールも当たり前の時代。
アプローチさえ遠くなければ、、使わない手はないでしょう。(無駄な怪我を避けるた意味でも。)


今、ヨーロッパのメーカーを中心に柔らかな落ち心地のパッドが主流になりつつあると感じています。(昔のパッドは硬かった。硬すぎて弾かれるパッドは捻挫などのリスクも高い。)内部ウレタンフォームもかなり質の高いものが使われるようになってきています。


ショップでは芝生広場で広げて落ち心地を体感できますので、ぜひご来店ください。


で、せっかくなので入荷を記念して(笑)弊社で取り扱い中のビッグパッド4機種を比較してみました。このビッグパッド4機種、サイズや硬さの違い以外に「畳み方」「背負い心地」もそれぞれですが、そのあたりはお好みで良いと思います。(正直どれも良いです)



弊社取り扱いのラインナップはこちらから→ 「ボルダリングパッド」




【サイズ比較】

まずは、ドイツ・エーデルリッド社の「クラックスII」
展開時サイズ:横210cm×縦115cm×厚さ10cm(重量約8.4kg)
日本で買える最大サイズ!(たぶん)
初めて見るとそのサイズに驚愕します。(ほ、欲しい。。)






その上にイギリスのムーン「サターンパッド」を。パッドは全て右端で揃ってます。
展開時サイズ:横160cm×縦120cm×厚さ14cm(重量約8.0kg)





更にブラックダイヤモンド社のフラッグシップモデル「モンド」を。
展開時サイズ:横165cm×縦112cm×厚さ12.5cm(重量約9.2kg)





最後にペツル社最大サイズ「シロ」
展開時サイズ:横148cm×縦118cm×厚さ12.5cm(重量約8.0kg)




横から見るとこんな感じ。↓






横幅と高さの違いわかります? パッドは右端で揃ってます。






折り畳み時はこんな感じ。↓







【フォーム比較!】

意外と購入時に気にされないお客様が多いのですが、パッドで最も大切なのは「落ち心地」。衝撃吸収性能です。硬めが好きな方もいれば、柔らかめが好きな方も。こればかりは経験を積むしかありませんので悪しからず。





エーデルリッド「クラックスII」(厚さ10cm)
さすがドイツクオリティー。低反発と高反発を組み合わせたこだわりの4層フォーム。その落ち心地はまるでベッド。弾かれる感じは全くありません。4層の内、3層は一枚もの。最も厚く高反発なフォームのみ折り畳みやすいよう3分割にカットされています。
全体として柔らかく、凸凹した地面に沿うように設置しやすい。





ムーン「サターンパッド」(厚さ14m)
こちらは防水性を高める為、フォーム自体がすっぽりビニールで覆われていますので見れませんが。。
低反発フォーム(黒い部分)が厚く、その上に薄い高反発フォーム(白い部分)が載る2層構造。フォームの質も高く、4モデルの中で最も厚みがある。しっかりとしたコシを感じる落ち心地ですが硬すぎない。ハイボールでの安心感はかなり高い。






ブラックダイヤモンド「モンド」(厚さ12.5m)
厚みのある低反発フォーム(白い部分)の上に高反発フォーム(黒い部分)が載るオーソドックスな2層モデル。硬さは4モデルの中で一番あるかも。唯一のヒンジタイプなので、一番折り畳みやすい。元祖ビッグパットですね。






最後にペツル「シロ」(厚さ12.5m)
こちらもこだわりの3層フォーム。厚みのある低反発フォームの上に、接着された2層の薄いフォームが載る構造。ペツル社が研究を重ね、たどり着いたのがこの組み合わせだったらしい。こちらもふわっと沈み込むような柔らかな落ち心地。ペツル社独自の開閉システムも素晴らしいです。


以上、長々と失礼しました!
E&S 加藤

0 件のコメント:

コメントを投稿